知多5市エリアに建てたい人必見!注文住宅計画ナビ
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本ページでは知多半島5市の中から、半田市を取り上げ、住みやすさや交通の便、特色や口コミなどを取りまとめてご紹介していきたいと思います。
半田市は知多半島の南北では中央部分、東西では東海岸部分に位置しています。市域の形がL字型の左右反対、閉じ括弧型(」)になっているのも特徴です。半田市の西には陸続きに常滑市が接しており、知多湾の衣浦港を間にはさんだ向こう側には高浜市・碧南市が臨めます。
かねてより港湾都市として栄え、高度成長期には自動車や鉄鋼分野の企業も進出。知多半島における中心地としての約割を担っています。そして近年では、お隣の常滑市にセントレアの空港が開港したことに伴い、新たに進出してきた企業の人材が、半田市に住居を構える例も増えているとのこと。その理由としては、知多半島に所在する高校のうち約3割が半田市に集中しているため、子弟の教育の面で半田を選ぶ傾向が高いのだそうです。反対に、単身の方だと交通の利便性を重視して、常滑市を居住地に選ぶ傾向にあります。
半田市の交通は、市の東側(海側)にJRの武豊線、陸側には名鉄河和線が半田市を南北に縦断して通っているのが特徴。市の鉄道交通の中心となっているのは武豊線「半田駅」と名鉄河和線「知多半田駅」です。半田駅と知多半田駅は、およそ200mの距離をあけて向かい合わせに立地。その周りには駅前の繁華街が形成されています。
子育ての面では前述の通り高校が集まるのに加え、小学校と中学校も多数。また病院や医療クリニックも充実しています。
ここからは、半田市で住宅を建てると利用できるお得な認定制度や補助金についてご紹介します。
長期優良住宅や低炭素住宅など省エネルギー性能や耐久性能に優れた木造住宅に対して、補助金を交付してくれます。新築や国から認定を受けた事業者グループで建築するなどの条件があるため注意してください。
長期優良住宅とは環境へ配慮し、長期にわたって良好な状態が維持できるような住宅のこと。2009年より開始された制度で、条件をクリアした住宅に対し認定されます。
所管行政庁により認定を受け、長期優良住宅になるとさまざまな控除を受けることが出来ます。補助金額は補助対象である経費の1割以内の額で、かつ住宅1戸当たり 110 万円が上限となります。ただし、施工事業者の補助金活用実績によっては100万円になることも。
他にも地域材を使用する場合については、20万円を上限に加算、「三世代同居対応住宅」として認められる住宅に関しては、30万円が上限額に加算される可能性があります。それぞれのケースの認定要件を確認してから補助金を算出してもらうといいでしょう。
認定低炭素住宅である、または性能向上計画認定住宅である場合に認定を受けることができます。これは、二酸化炭素の排出を抑制するために設けられた制度です。
補助の金額は補助対象である物件にかかる経費の10%以内。あるいは、住宅1戸あたり 110 万円が上限と定められています。ただし、施工事業者の補助金活用実績によっては100万円の場合があるため注意しましょう。
ゼロ・エネルギーとは大幅な省エネルギーを実現し、さらに再生可能エネルギー等の導入を行うことで年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとなるような住宅のことです。このような住宅に対し、補助金制度を受けることが出来ます。
補助金の額は補助対象経費の2分の1以内の額であり、かつ住宅 1 戸当たり 140 万円が上限で補助を受けることができます。ただし施工事業者の過去の補助金活用実績によっては125万円になることもあるため注意してください。
長期優良住宅 | 認定低炭素住宅・性能向上計画認定住宅 | ゼロ・エネルギー住宅 | |
補助金額 | 上限110万円/戸 | 上限110万円/戸 | 上限140万円/戸 |
主な条件 | 長期優良住宅に認定されていること | 低炭素住宅または性能向上計画住宅に認定されていること | 住宅の一次エネルギー消費量がゼロに近い住宅であること |
建築条件 | 新築 | 新築 | 新築または改修も対象 |